5/6までヴィーナスフォートで開催されていたハワイアンフェア。 ヴィーナスフォートのあちこちで長い黒髪の日本人女性を見かけました。ひと目でフラをやっている方だなと、わかります。 古代ハワイアンは、マナが宿るその髪をフラの踊り手の美しさや女性らしさの象徴としていたわけですが、日本でフラをなさっている方がロングの黒髪なのもその精神に基づいていのことなのでしょうね。あのロングヘアを維持するのは並大抵のことではありません。フラへのハワイへの想いを感じてしまいます。本場ハワイでさえ、髪を見ればフラを習っているとわかるというほどです。
コンテンポラリーなフラのダンサーも長い黒髪
日本でも「髪は女性の命」と古くからいわれていますね、美髪のために昆布やわかめがいいとか…(真偽のほどはまた改めて)
江戸時代に髷を結うようになるまでは、垂髪(すべらかし)も長いほど美しいといわれ、米のとぎ汁でツヤを出し、枕元の箱にとぐろ状に巻いて就寝するなどの手間をかけお手入れしたそうです。未亡人になることで、尼そぎという肩までの長さに切ることをしたというのですから、やはり、女性が髪を短くするということには大きな意味があったのですね。
「髪は女性の命」と「髪にマナが宿る」どこか似たものを感じてしまうのは私だけでしょうか。
古代から宗教的な行為でもあるフラ、もともとハワイ好きの私ですが、フラガールの長い黒髪から改めてフラに根付いているハワイアンスピリットの奥深さを想うと、清々しいような神聖な気持ちになります。
神の国日本に育った私たちは、自動的にそれを心地よく受け入れる準備があるのかも知れません。
ハワイ好きの日本人って、本当にたくさんいますものね。
近頃では、日本人女子の茶髪も一時代が過ぎ去りつつあり、黒髪寄りのダークカラーのオーダーが増えています。
日本女性ならではの黒髪が改めて見直されているということでしょうか
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